昨夜からの雨は相変わらず続いていた。やや憂うつな気分で起床。傘を差して、8時半出発。9時40分高尾山口駅着。
大会参加者らしき人がたくさんいる。K君と一緒に送迎バスで
大垂水峠近くの会場へ向かう。
受付後、更衣室兼休憩所で着替えを済ませ、スタートを待つ。

霧雨程度の中、12時にスタート。スタート後は未舗装ながら車がやっと通れる大平林道を3km登る。途中林道は選手も多く団子状態なのでなかなか前は出られない。スタートでの位置取りが重要だ。今日のコースコンディションは私の大好きな「重馬場」だ。

その後城山への登山道に入る。道幅が狭くなり、併走は不可能。霧が立ちこめる中、一気に城山山頂へ。給水所で水を頂く。今回は手ぶらでのレースなので、給水は確実に取った。

休む間もなくNTT林道を下る。舗装道路と簡易舗装、砂利道が交互にあり、所々滑りそうな場所もあったが、私にとって下りは大好きなコース。片っ端から選手を抜き去りながら下ってゆく。砂利道のコース取りは手慣れたものだが、平地のマラソンだけ参加している選手はとまどっているようだ。

日影沢用水場から登山道に入り一気に高尾山の裏へ抜けるコースに入る。1人しか通れない緑深い山道だ。ここは無理せず前の人に付いてゆく。ほどなく山道は終わりに近づき、上の方からスタッフの「こちらですよ、頑張ってください!」という声が湿った谷間にこだましている。

スタッフの所を過ぎると東海自然歩道に沿って走る。ここはいつも練習で走っているコースだ。この先コースがどうなっているかは全部頭の中に入っている。一丁平ではこの雨の中、ハイカー達が東屋で昼食を摂っていた。そのあとスタッフに導かれて再度城山山頂へ登る。折り返しのマーキングを受けて給水し、最後の下りに入る。コースは激しくぬかっていて、何度も転びそうになるが、持ちこたえながら下ってゆく。途中でK君とすれ違った。なかなか彼も早い!

一丁平の東屋のハイカー達は今度は応援部隊となり、選手が目の前を通るたびに「がんばれ!」「それ行け!」と大声を出して応援してくれるのでとても嬉しい。思わずガッツポーズをしながらスピードを上げて通り過ぎた。

コースは右手に折れ、防火線経由の下り斜面を駆け下りる。ここもぬかった登山道だが、路面は石ころや気の根っこもないので安心して下れる。またしてもたくさんの選手を抜いてゆく。気持ちが良い。

鉄塔下から大平林道に合流、スタート後に登った林道だ。足場も悪くないので一気にスピードを上げて前走者を追う。そうこうするうちにゴールが見えてきてゴール!あっと言う間で、完全燃焼仕切れていない感じ。タイムは1時間25分。

ペットボトルの水を受け取って、順位カードをもらう。132と書いてあるので132位かな?15kmの部には534人がエントリーしているから132位か?まあまあの順位だ。気が付いたら腰まで泥だらけでものすごく汚い。

このコースは、標高差300mを2回上り下りするタフなルートだが、全長15kmはちょっと物足りない。練習でも20km位走っているので、景信山とかへも行くようなコース設定になったらもっと楽しいと思う。それと女性の参加者がとても多いような気がしたのは私だけかな?

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