北八ヶ岳でのトレイルラン
夏休みの高地トレイルランをすべく、北八ヶ岳の麦草峠へ行って来た。真夏日の続く都心の生活からはかけ離れた涼しい場所での合宿だ。
北八ヶ岳の山は比較的なだらかで、南の主峰赤岳周辺の急峻な山容とは大きく違い、トレイルランには最適なゲレンデだ。昨年に続き今年も麦草峠を拠点に北八ヶ岳一帯を走ってきた。

<7月28日>
移動日だが、関越高速を走っている最中に、ふと浅間山の東麓の峰の茶屋から碓氷峠見晴台まで続く、ハイキングコースを思い出し、ルート変更。下仁田で一般道に入り、国道254号に沿って走り途中から和美峠を越えて中軽井沢へ抜けた。さらに草津方面へ国道を走り、浅間山が間近に見える頃、峰の茶屋に到着。標高は1400mで、ここから信濃路自然歩道に沿って白糸の滝まで走る。いきなり高地で走り出したので呼吸が追い付かず、あっぷあっぷの状態。
白糸の滝で滝の水を頭から被ると気持ちが良かった。さらに進めば小瀬温泉野営場、旧軽井沢へと続くが、今日は足馴らしなので、ここで終わり。もと来た所まで走る。8kmを80分。結構疲れた。

軽井沢のスーパーで食料の買い出しを行い、この日の目的地麦草峠へと向かう。途中佐久周辺で渋滞に遭い、八千穂村のスーパー、MATSUYAで腹ごしらえと寝る準備を行い、麦草峠に着いたら寝るだけの状態にする。

国道299号線は日本一高い所を走る国道で、麦草峠は2127mの地点にある。真っ暗な道をゆっくり走って行くと100m毎の標高が表示されていて、2000mを過ぎたころ、行く手に野生の鹿が現れた。ハリーに体型がそっくりだったので、思わず「ハリーだ!」と叫んでしまった。車のライトを浴びて目が青く光っていた。まもなく麦草峠に到着、エンジンを止めるとそのまま後部荷台の方へ移動し、寝袋に潜った。サンルーフから見上げると降るほどの星が輝いている。久々に大自然の中で寝るんだなあ・・・満足。

<7月29日>
透かした窓から冷たい空気が流れてきて目が覚めた。前夜9時過ぎには眠りに就いていたので、いつもの倍くらい寝ただろうか?心地よい。
朝食は沢山食べておかねばならない。昨晩仕入れた信州産ももを食べたら水分が豊富で実に美味い。完熟トマトも丸かじりしたがこれも美味い。主食はパンにカップラーメン、柿の種、それとサプリ。仕上げにドリップコーヒー。1000kcal程度は詰め込んだ。

9時スタート。定番の茶臼山、縞枯山は前回走破しているので、今回はパスし、大石川林道を行く。雨池を過ぎるとほとんど人がいなくなる。暫く行くと曲がり角の茂みから黒っぽい獣が飛び出した!クマと出会ったらどうしよう!と思うまもなく、あちらもこっちを見ている。カモシカだった。昨夜のシカとは似ても似つかないほど太っている。ハリーと走る時のように、カモシカを追いかけた。あちらも追われていることに気付き、走り出した。10mの差は縮まったが、30m走った所で右の崖の方へ消えていった。思わず、「わんわん!」とハリーのような声で吠えた!?

あっという間に双子池ヒュッテを過ぎ、双子山(2223m)を登頂し、そのまま下り、大河原峠(2097m)に到着。麦草峠を出て2時間弱で到着した。小休止のあと、蓼科山(2530m)を目指す。

蓼科山は岩だらけの山で、登山道もごつごつした岩の並ぶ急な登りが多い。トレイルランには全く向かないが、趣味の登山としては未踏峰なので、速歩で駆け上がった。麦草峠を出て3時間24分で蓼科山に到着。頂上の小屋の横で昼食。菓子パン1個、アミノバイタルゼリー1個、バナナ2本、パワーバー1個で終了、15分で出発。

蓼科山荘へ下り、ポカリスウェットペットボトルを購入、300円なり。一気に飲み干す。その後天祥寺原への荒れた急な下りを慎重に下りる。龍源橋とは反対の左方向へ曲がり、湿原を抜ける。さらに「右手亀甲池」の標識に従ってなだらかな登りを行く。クマザサやその他の草原を登って行くと不意に亀甲池に出た。ちょっと湖畔で休憩するがすぐに出発。少し登って今度は双子池の雌池の畔に出た。照りつける日差しの中、池の周囲を歩いているうちにぼーっとしてきた。水分補給は充分だが、もしかしてガス欠かも?双子池ヒュッテで休憩、ゼリーを胃に流し込む。スタートしてから6時間が経過している。

最後の大石川林道は走る気がしなくなり、歩いた。ウグイスやコマドリ、コガラなどの野鳥がさえずる中をのんびり進む。朝方見かけたカモシカはいないが、自然が豊かな証拠だろう。そうして林道から登山道に戻り、ようやく麦草峠に帰還した。所要時間は7時間半だ。

休憩後着替えて下界へと下りた。一気に蒸し暑い夕方の街だったので、家に戻るのが面倒になった。明日は後半から崩れるそうだ。19時頃、もう一日滞在することを決め、食事をしてまた山に戻った。今度は1500mほどの八千穂高原の駐車場で寝た。

<7月30日>
朝5時起床、会社のメールを携帯でチェックし、それから朝食。6時半過ぎに出発。途中荒船の湯に入ろうとしたが、時間が早すぎて入れず、そのまま帰宅の途に就いた。10時半には帰宅出来た。ハリーが出迎えてくれて大歓迎を受けた。よし夕方走ろうな!

<夕方の追記>
ハリーは気合いが入っていて、和光へ走りに行った。走る走る・・・2日分のお留守を一気に解消、これで仲良く出来るだろう。
その後計ったら、体脂肪率が14%台に落ちてきた。長時間トレイルランした後の体脂肪は減り続けていることに最近気付いた。
仕事柄空港へ行くことは結構あるが、今日は日帰りでお客さんをセントレア(中部国際空港)へ案内した。という自分も初めて行った。
のぞみ号+名鉄特急「セントレア」号で空港へ。列車が到着するともうそこは空港ターミナル。階段もなく、フラットなまま航空会社のチェックインカウンターまで直結。「うわっ、便利!」。

ただ、成田とどこか違うのは、飛行機に乗る人が少ない代わりに、空港施設見学にやって来た団体さんがめちゃくちゃ多いこと。どこへ行っても手ぶらに近いおじいちゃん、おばあちゃんなどがうろうろしていて、混雑していた。まっすぐ歩けないほど人が多く、酸素が薄い気がした(爆)

昼前の11時頃出発ロビーのスカイタウンへ行ったら、レストランやお店、銭湯などもあり、どこも長蛇の列が出来ていて、食事にも困るほどだった。イベントプラザにはF1のマシンが展示してあって、その周辺のオープンカフェ?みたいなテーブルではたくさんの見学者達が思い思いに弁当や軽食を取っていて満席。座れる場所は全て満席。「レンガ通り」「ちょうちん横丁」などの名前でお店が並んでいておしゃれだが、人だらけでうんざり。

仕事は午後から空港北側の貨物地区でJ社の施設にお客を案内。最近ボロボロのオペレーションなので、社内で基本動作の徹底をしていた。成田、関空より確かに便利そうな施設と国際線と国内線が同じ場所という立地条件が今後の明暗を分ける鍵になるかもしれない。滑走路は3500mが1本で大型機が離発着するには充分だ。施設見学のお客が来なくなったら本来の空港ターミナルに戻るだろう。その頃また行ってみたい。

山本屋本店のみそ煮込みうどんを帰りに食べたが、めんがしこしこしていて美味かった。飛騨高山の地ビールも味わいがあって美味しかった。名古屋コーチンは黄身が立っていた?感じで美味だった。みそカツは残念ながら食べきれなかった。
昨日までの春の陽気は一気に真冬に逆戻りし、今朝の冷え込みは厳しく、朝が起きられなかった。寝坊したわけではないが、あまりの寒さに動作が遅くなり、当初予定していた電車にわずかの差で乗り遅れてしまい、焦った。

若干遅れて集合場所にはたどり着いたが、会場に到着して驚いた。
昨年より参加者が大幅に増えているからだ。受付は体育館だが、参加賞受付に並ぶ選手の数がもの凄く多く、また館内の人も多く、荷物をおいたり着替えをする場所に困った。(単に屋外が寒いので今年は屋内に避難しただけかも?)

会社の陸上部からは私の他に川田君だけ。川田君は最近メキメキと力を付けてきており、私はハセツネで負けてから現在に至るまで「負け越し」の状態だ。

9:30スタート。いつものことだが、スタートは殆ど最前列から。しかもマスクをしてスタート。最初のコーナーまで約300mは先頭集団に食らいついていったが、1km地点の通過タイムは3分半くらい。これには訳がある。かみさんの実家がマラソンコースに面していて、3km弱の新浦安駅の手前で応援してくれるので、とりあえずそこまでは死ぬ気で走ることになっているからだ。

1km過ぎからすでにばて気味で、その後のスピードはいつものペースに戻した。
無事に実家の親が声援している目の前を手を振りながら通過。向こうも取りあえず来るべきランナーが通ったので、一安心しただろう。

川田君はすでに私の200m前方を走っている。相変わらず速い。
新浦安駅を過ぎて徐々に呼吸を整えながらペースを上げてゆく。明海大学の辺りを過ぎ、マンション群を過ぎた頃、5km地点通過、22分ちょっと。やや遅い。

その後埋め立て地の中の見通しの良い道路を走りながら、川田君を追う。太陽が妙にギラギラ輝き、暑く感じる。半袖+アームカバー、タイツ姿はちょっと暑すぎかも?明海大学の折り返し地点付近でようやく川田君に追い付く。そして10km地点は23分ちょっとのラップで、ここまで45分ちょっと。相変わらず遅い。
川田君はここまで体力温存策で来たらしく、その後じりじりと引き離され、その差が広がってゆく。

後半はディズニーのホテル街の外周道路を走る。ここはヤシの木があったりしてどことなくフロリダっぽい。見通しが利くので前を行く川田君の姿が確認できてしまい、精神的にダメージが大きくなってしまう。

15km地点通過、ラップは24分36秒。1キロを5分弱で走っている見当だ。
2回目の折り返し地点が近付いてきた。折り返す川田君の姿を確認する。その差は300m位かな?最後頑張れば追いつける!と思いながら、向かい風の中を走る。

20km地点通過、ラップは24分30秒。殆どペースは変わっていない。
運動公園の中を少し走り、最後の直線でスパートし1人抜いてゴール。
ゴール後すぐに記録入りの完走証が発行されるので嬉しい。

タイムは昨年より2分以上遅い、1時間38分50秒。総合632位、男女別で593位、種目別で208位。ハーフ参加者は約4500人、種目別は約1000人。川田君は私より1分早い1時間37分58秒、足の裏にまめを作ってこのタイムだから恐ろしい。連敗記録を更新してしまった。

来週は荒川市民なので今日の大会は練習のつもりだったが、結局真面目に走りながらも記録は中途半端なので残念。練習をしないからなのは分かっている。
それにしても最近マラソンで下痢するのはなぜだろう。今日も緩んでしまった。
下痢を克服するのも必要だ。
今朝の日経新聞の「NIKKEIプラス1」に東京のジョギングコースが紹介されていた。これは市民ランナーからの意見を元にランキングをつけたものだが、興味深い。

1位 代々木公園   周囲2.4km  560票
2位 砧公園        1.8km  500票
3位 皇居          5.0km  480票
4位 多摩川河川敷   10.0km  460票
4位 駒沢公園       2.1km  460票
6位 明治神宮外苑    1.3km  420票
6位 荒川河川敷      28.0km  420票
8位 東宮御所        3.3km  400票
9位 小金井公園      5.0km  380票
10位 高尾山−陣馬山  15.0km  340票

このうち河川敷や高尾山などでは「マラニック」と呼ばれる、
マラソンとピクニックを併せた楽しみ方が出来るので、密かな人気だ。私も高尾山は庭のように使わせてもらっているので、10位にランキングしていたので嬉しい。 
高尾山口駅に9時半集合、K君と2人で久々の高尾山練習だ。
この冬1番の冷え込みだったそうだが、この時間になると日差しも暖かくなり、風も弱くなり、絶好の雪山ハイキング日和となった。念のため花粉症マスクをしておく。

10時稲荷山コースから取り付く。葉の落ちた木の枝の隙間から日差しがこぼれ、明るい山道はすっかり雪も消え、乾いている。運動不足の身体が重くて、なかなか前に進めない。すぐ歩いてしまう。徐々に高度が上がると、雪が増えてくる。

約50分で高尾山到着、いつもより10分以上遅い。
ここから先の城山までの道は一転、雪道となった。人によってはアイゼンを靴に装着したり、ストック持参のハイカーもいる。確かに雪道のトレイルランでは、ストックは必携のアイテムだ。少し後悔する。

さらに30分歩いて城山をトラバース、すっかり雪道にはなれたが、頬が火照って暑い。日焼けしたみたいだ。小仏峠までの下りは雪道に足元を掬われないように注意して走る。すれ違うハイカーから「すごいねえ!」の声。



景信山への登りにかかり、靴を後ろに流されながら必死に前進する。28分で景信山着。ここまで1時間49分かかった。早いときには1時間15分で来られれる事を考えると、かなり遅い。今日はここまでで折り返すことにした。

頂上の茶店で昼食。なめこうどん(500円)を頂く。大きめのなめこが入った白みそ仕立てのうどんだが、ゆずの千切りの香りが香ばしい。ついでにK君と山菜天ぷら(300円)を半分ずつ分けて頂く。むかごの入った天ぷらは歯触りがさっぱりして美味しかった。

さて、約30分休憩の後来た道を戻る。午前中は凍っていた路面が溶けて泥だらけになり始めた所もあり、日なたでは汚れないように避けて通る。

小仏から城山までが最も雪深く、また寒い。路面は凍っている所もあり、トレイルに沿って走るのが安全だ。城山まで26分で到着。


ここから一丁平まで大きく下ったのち高尾山まで一気に上る。
尾根筋で日当たりの良いところも多く、ぬかるみが多く、下りで滑ってしりもちを突いた。左の腰から下が泥だらけになる。リュックも泥だらけになる。ああっ、洗濯が大変だ!と憂うつになる。しばらく走ってまた転ぶ!今度はさっきより上手に転べた。こうなったら何回でも転んじゃえ!てな気持ちになる。

20分で高尾山に到着。下半身は泥だらけで汚い。
ここから稲荷山コースを下る。しばらく行くとまた滑った!と、今度は左の手で流れる足を支えて腕立て伏せのような体勢になりながら、辛うじて着地は免れたが、やはり左のふくらはぎが泥水を吸い取った!上手な転び方を練習すれば、このコースは完璧だとさえ思えるようになり、精神面で余裕が出てきた。

最後はゆっくり落ち着いてハイキング並みの速度で下り、32分で高尾山口へ戻ってきた。景信山での休憩を入れて往復で3時間37分かかった。走行距離は17km。今度雪の高尾を走るときは必ずストック持参だ、また着替えも必要だ。
一眼レフカメラの交換レンズが調子が悪くなり、修理のためにカメラ屋に出した。メーカーへ送り見てもらったら、あまりに古くて部品が無いので修理不可能と言うことで、メーカーから返却になり・・・待っていたが、なかなか帰ってこない。
あまり遅いので聞いてみたら、運送会社がメーカーからカメラ屋へ返送する途中で紛失したらしく、結局運送会社が弁償すると言うことになった。同じグレードの交換レンズを新品で購入してくれることになり、今日カメラ屋から「届きました!」との連絡があった。

修理のつもりが新品になって戻ってくるなんて、なんてついてるんだろう。早く見てみたい!レンズを無くしたS川さん、ありがとう!
今朝起きたら一面の銀世界。
予想外の光景に、一瞬あすの青梅路の事を想像した。
雪道で走るのはイヤだな。なんとか晴れてほしい。

夕方、終日降り続いた雨のお陰で雪は消えたが、水たまりが出来るほど雨が降ったようだ。明日は足元が悪いコンディションでマラソンかと思うとやや憂鬱な気分になった。

とりあえず怪我しないよう、また腰痛が出ないようがんばろう。

太りすぎ!

2005年2月15日 スポーツ
最近五十肩もどきの右肩の痛みで練習に身が入らない。
バレンタインデーでは、職場で「義理」ばっかりもらってしまい、
食べ続けている。お陰で、ぶくぶく太りだしてきた。

体重68kg、体脂肪率17〜19%(朝は20)、内臓脂肪指数10。

これを荒川フルマラソンまでには、−2kg、−1〜2%、−1としたい。
12日は連休中日の土曜。急きょ練習場所が高尾山から皇居に変更となり、1年半ぶりの皇居での練習だ。

9時竹橋駅A1改札集合、合計4人で練習開始。
1周5kmを時計と反対方向に走る。最初は4人でアップを兼ねて走る。1周目は26分半。

Z君は休憩を若干早めに切り上げて2周目をスタートしていった。
3分レストで2周目スタート。K君が快調にペースメーカーとなり、O君と自分が追う。半蔵門までは上り基調で苦しい。半蔵門から三宅坂桜田門までは見晴らしの良い下りが続く。スピードが上がる。三宅坂でZ君を交わす。後半きつかったが、何とか3人でゴール、2周目は23分40秒。キロ4分45秒。

4分レストで3周目スタート。Z君は途中で戻ってくるとの由。これが最終周だ。自分が意欲的にスパートを掛け、上り坂で後続を引き離そうとするが、K君が付いてくる。O君もしっかり付いてくる。半蔵門から下りなのでまた私が逃げる。K君もぴったり付いてくる。O君が我慢できずに脱落した。桜田門までキロ4分程度で走ってきたが、K君が並び掛けてくる。もの凄い競り合いとなった。その後何度かお互いに逃げを打ちながらゴール地点を目指すが、結局膠着状態のままゴール。22分20秒。キロ4分30秒を切っていた。

久々に苦しい練習だった。こんなに苦しめるのなら、またやろうということになって、ランニングは終了。

電車で千駄ヶ谷まで移動し、東京体育館の温水プールで第2ラウンド。K君は用事があり水泳は3人でスタート。

私は最初25mプールで右肩の慣らし泳ぎをしながらアップした後、50mプールに移動、元水泳部のZ君と同じコースで流し始めた。「低速コース」の速さに右肩が慣れてきたので、500m終了後「中速コース」に移って続けた。右肩には力はあまり入らないけれど、そこそこのスピードは出るので内心ほっとした。1100m泳いで終了。Z君はまだ泳ぎ足りなさそうだった。

右肩が痛いけれど意外に泳げたので自分でも自信が付いてきた。またラン15kmを結構真面目に練習できたので満足だ。リハビリを兼ねてまた泳ぎたい。
今日はハリーを連れて和光樹林公園で走った。柔らかい日差しを浴びてハリーの茶色が艶々と輝く。道行く人が目を留めて、「珍しい犬だね!」とか「カンガルーみたいに足が細くて長いね」と声を掛けてきた。
確かにダックスやチワワなどの普及種と比べると「珍種」だろう。夕方の散歩でも、女子中学生たちがすれ違いざま、「ホッそお〜い、カンガルーじゃん!」と盛り上がっていた。小さな子には「シカ?」・・・いつものことだ。

確かに足は長いので、一緒に寝るときは足が邪魔だけど、紛れもないイタリアの貴族に愛された上品な小型犬だ。ペットブームで犬を飼う人は増えるだろう。しかしイタグレは今後も珍種でいてほしいと密かに思った。


明日は陸上部練習だが、寒そうなので、場所を皇居と東京体育館プールに変更して2種目をこなすことになった。右肩のリハビリも兼ねてゆっくり1k位泳げるといいな。
今週末は3連休だ。
来週青梅マラソンなので、今週はみっちり練習しておこうと思ったら、夕方からいきなり真冬の寒さが戻ってきた。
天気予報では週末は寒波到来で寒い日が続くらしい。
ハリーのドッグランも行きたかったけれど、この寒さじゃ犬も猫のように丸くなってしまうかも?
直前にいろいろと不安要素が噴出した中での地元の大会で、緊張感がかなり薄れてしまった状態での参加となった。

8:20受付、アップもそこそこに、9:00スタート。
一般男子69人、壮年男子60人、一般女子8人、壮年女子9人、それに招待選手の川嶋伸次選手(元シドニー五輪出場、現東洋大学陸上部監督)の合計147人が同時スタート。
平林寺を回る1周約5キロのコースを2周回って10.55kmとなる。

スタート時は北風が結構強く吹き、寒かった。
前回は周りの選手に合わせて走ったらオーバーペースになり、後半ペースダウンとなった反省から、1周目は抑えめに走った。

一方スタート直後から便意を催しだし、下痢ピー?の予感があったので、実は戦意喪失気味だった。漏れるのでは?という不安と腹痛と闘いながら、肛門の括約筋をだましだまし走った。

その後もどんどん抜かれて行ったが、5km地点で22分台前半だから自分としてはむしろ速い方だ。逆に周りが速いのだ。

2周目に入ってから、腹の方は小康状態となった。スピードを上げて、徐々に選手を抜き返していった。そうこうするうちにあっという間に10kmを過ぎ、残り0.55kmとなった。
ラップは予想に反し1周目より1分遅い、23分台前半。

競技場に戻ってくると初めてギャラリーの声援を受け、先にゴールした陸上部の仲間に手を振ってゴール。48分06秒、全体で59位だそうだ。真っ先にトイレに駆け込む・・・。

あっという間に終了し、会場を後にして車に乗って解散!
初参加の仲間達は「好い練習会」だったと満足げ。参加賞の手袋はこの時期役に立つもので、満足。参加料1000円というのも手軽で良かった。

夜の追記)
下痢の方は激しく、その後10回ぐらいトイレに行っただろうか?全身の気力が抜けてしまい、ハリーを抱っこしながら夕方まで布団に潜った。寝てばかりのハリーもさすがにもううんざりという顔で布団から出ていった。
肩や腰の痛みは相変わらずだが、あの下痢は何だったのだろう?正露丸がようやく効いてきたみたいだ。
昨日の大雪で高速道路は軒並み閉鎖、肝心の我が家の回りは路面凍結でどこへも出られない!自転車も無理、となればあとは自分の足で出かけるしかないか?
早速クロカンの走り始めでも・・・と思ったが、寒いのでやはりダメ。玄関の外へは一歩たりとも出られそうにない。

仕方がないので帰省は諦め、初詣も見合わせ、ニューイヤー駅伝でも見るか!?(というか予定通りだろ!)

それにしても腰が痛くて身体が非常に重い。結果的に人のためになったのだから昨夜の「雪かき」は家族に非難されずにすんだ。

子どもたちは、何がなんでも親戚回りをしようといつになく積極的だ。どうせお年玉目当てなんだろうが!日頃の行いの悪さを知っている親にはお見通しだい!

そろそろ年賀状が来る時間だ。自分はおととい書いたばかりなので元日に相手に届く訳ないのに、相手には元日配達を求めるのってわがままかな。

ハリーは相変わらず可愛い。いい子だね。今年も走れよ。

てなわけで、快晴だけど雪に弱い埼玉の正月でした。

ETCを導入!

2004年12月26日 日常
最近普及してきたETCの利用価値を重視し、我が家でも導入しようと言うわけで、現在手続き中だ。ただし、すぐ使えるような仕組みではなく、各種手続きが必要なので、このままだと年末年始の帰省には間に合わないだろう。

手順は以下の通りで、我が家では4)まで来たところ。
1)クレジット会社とETCカード発行の契約手続きをする。
2)内容審査後クレジット会社からETCカードが送付される。
3)車載器を購入、セットアップする。
4)ETCのユーザー登録をする。
5)前払い金を納入する。
6)ETCカードを車載器に設置して利用開始!

恐らくユーザー登録が終わるまでに1週間位かかるそうで、このままでは正月明けに使えるようになる見込み。こういう事ならもう少し早目に初めておくんだったと後悔しきり。
仕方がないからハイウェイカードの残りを使って凌ごうか。
昨日は食事接待に続いてカラオケ接待。
お客さんは最初中国天津へ赴任する予定で、これまで何度も中国に行かれていたのに、突然タイ工場赴任となり1月6日に出発してしまう。送別会と忘年会を兼ねて昨日接待を行った。

その際、私の得意の中国カラオケを披露してあげたが、あちらも乗り気になって中国語の曲を歌い始めた。他の人は意味がさっぱり分からないのに、本人だけ分かっている所が少し寒いけど、「何のためにここまで覚えたんや!」の言葉がずっしりのし掛かってきた。

中国ではカラオケにおねえちゃんがいるので、おじさん達は彼女たちにもてようとして一生懸命中国語の歌の練習をするのが一般的。ある程度の下地が出来たところでタイ転勤だから、無念だったに違いない。
昨日の暖かい陽気とは反対に、肌寒いどんよりとした曇り空の中で小川和紙マラソンは行われた。有る意味、走るにはベストコンディションかもしれない。

10:20ハーフの部スタート。スタートは最前列から4列目辺りに位置取りしたので、オーバーペースにならぬよう抑えめに走った。スタート直後は後ろからどんどん抜かれてゆくが、ひたすら我慢、遅すぎるのではないかと思いながらも、ひたすら抑えめに走る。

5km地点通過。ラップは21分台、自分としてはかなりハイペースだが、それ以上に周りが早すぎる!
適度にアップダウンのある見通しのよい国道254号線に沿って走る。まだどんどん抜かれてゆく。
途中で給水所があり、走りながら給水する。コップは2つ折りに潰して息を止めて一気に飲み干す。

10km地点通過。ラップは23分台に落ちたが、10kmまで45分台だ。これもまあまあだ。
トンネルを抜けると左へ曲がり、気分的には後半戦だ。ここまでは登り基調だったが、後半は下り基調となるのでスピードが出やすい。

15km地点通過。ラップは23分台前半、ペースは上がってきた。だんだん抜かれるより追い抜く方が増えてくる。竹沢駅を過ぎ、左に東武線と八高線の線路が併走してくるが、しばらくするとコースは右へ別れ、最後の丘を越える。ここが苦しいところだ。しかし落ち着いてクリア、さらにペースを上げて走る。

小川町の目抜き通りに出る。残りの距離表示が現れ、いよいよラストスパートにかかる。
20km地点の表示はないが、あと1kmの100m手前が20km地点だ。ラップは22分台後半に更に上がった。時間は1時間31分後半。このまま行けば36分台か?

陣太鼓の勇壮な声援を受けながらゴールを目指す。モモを上げて周りの選手と競り合う。後ろからも激しく追い上げる選手の気配を感じながらも、気力で最後の直線に入る。あと100m。2人抜いてゴール。タイムは1時間36分47秒。今年のハーフの中では浦安で出した1時間36分ちょうどに次ぐ2番目の記録だった。

風邪が治らずしつこい咳に悩まされながら参加した今日の大会、幸い咳がそれほどでなかったのが幸いして、気持ちよく走れた。スピードも自分としては納得できるもので、これもハリーと820m走をした成果だろう。ありがとう、ハリー!

完走後、お目当ての豚汁を戴いたが実にうまかった。冷え切った体の中から暖まる感じで、合計4杯も戴いてしまった。ご馳走様。

今年のレースはこれで終わり、年始は1月9日の谷川真理ハーフだ。4週間しかないが風邪を治してまた挑戦しよう。

記録(自己計測)
Start   rap   total
5km   21:49  21:49
10km  23:42  45:32
15km  23:25 1:08:58
20km  22:55 1:31:53
Goal   4:53 1:36:47
順位は後日郵送の記録証に記載される予定。

夜の追記)
夕方ハリーといつもの散歩+ダッシュをした。これまでのハーフでは21分台の5kmラップは速すぎで、そのあと潰れることが多かったが、今日は潰れずに走れた。これはハリーのお陰だよ!と言ってハリーの目の高さでハリーを抱きしめてあげた。迷惑そうな様子だったが、いつものように一緒に走ることがハリーも嬉しそうだった。
風邪が治らないまま本番を迎えた。
朝から快晴、乾燥した筑波下ろし?が喉に辛いかなと思い、マスク姿でスタート。

スタート直後のオーバーペースに気を付けながら、集団の端を走る。苦しむことなく最初の5kmを25分48秒でクリア。まずまずの出だしだ。マラソンの秘訣は「最初は走らず、最後は歩かず」との名言があるが、その通りに展開している。
10kmを50分ちょうど、20kmを1時間40分と5kmごとのラップも25分前後で正確に走れている。

20kmから30kmまでの10kmはやや疲れて54分に落ちた。給水所でしっかり飲んでいるうちにお腹が緩んでしまったようだ。トイレに行きたくなった。

30km地点では2時間34分。給水のほかにおしること梅干しが目当てだ。おしるこを3杯頂き、次にタネを除いた梅干しを頂き、ボランティアのおばさんとべちゃべちゃおしゃべり。エネルゲンもしっかり胃袋に流し込む。さあ、これで後半戦は任しとけ!てなわけで3分間ロスの後スタート。

そのあと腹の調子は更に悪くなり、33.5kmの給水所ではトイレで「出かかったモノ」を出した。ここで4分タイムロス。でもさっぱりして快調に走れるようになった。35km地点での5kmラップはなんと36分。35kmから40kmまでは頑張って28分台に戻し、この時点で3時間39分。

最後の2.195kmは11分37秒でまとめ、スタジアムに戻ってきたが、さすがにスタジアムではマスクを取って顔を見せた。最後の直線ではゴボウ抜きで元気にゴール!

風邪が治っていない状態で、抑えの走りが出来たのでまずまずだが、途中のトイレ休憩は余計だった。
陸上部の中では唯一3時間台で完走できて嬉しい。というかちょっと体力を温存しすぎたかもしれない。
ゴールしてもまだ走れそうだったからだ。やっぱりフルマラソンは距離的にはウルトラと比べると「短距離」だと思った。
朝5時半起床の予定が、実質寝坊の状態で6時半に起床。大慌てでハリーを車に乗せて7時半に出発。朝食を食べたのはハリーだけ。

関越をとばし、碓井軽井沢IC経由で北軽井沢のドッグランに着いたのは10時前。気温4度という表示が途中にあったが、現地は快晴無風で暖かい。浅間山の北側は昨夜の冷え込みで初冠雪したらしいが、間近に噴煙も見えて美しい光景だった。

さて、レースの方は約30頭のイタグレが参加、50mの直線コースにスタート、ゴールが設営され、ヒモを着けたおもちゃをゴール地点から機械で引っ張り、それを犬に追わせてタイムを競うものだ。2回走ったうちの良いタイムを公式記録とする。

ハリーの出走順は後半。初めての経験ながらおもちゃに集中することが出来、まっすぐに全力で走ることが出来た。
タイムは5秒台半ば?1回目ではハリーが走った時点で3番目のタイムだったらしい。

2回目はスタートダッシュが良く、スピードも上がったが、おもちゃが途中で止まったりしたせいか、タイムは落ちた。

最終的に上位3位は4秒台の記録で、ハリーは残念ながら入賞は出来なかったが、デビュー戦としてはまずまずの出来だったと思う。今度は集中力とスタートの練習をして、更に上位を狙いたい。

青梅の多摩川でBBQ

2004年11月7日
今日は会社の仲間と多摩川上流でBBQをした。
ちょうど紅葉が見頃を迎えており、天気は予報通り穏やかな晴天で、風もなく、絶好のBBQ日和。と言うことは絶好の山走り日和でもあった。(涙)

午前10時青梅の釜の淵公園集合。機材、火起こし担当の私は9時に現地入り、M課長は8時から準備に取りかかっていたらしい。全部で9人が集合し、乾杯した。

まず、前菜は大根とホタテのサラダ、マカロニサラダ、焼き物はエビ、ソーセージ、椎茸、ジャガイモのホイル焼き、目玉焼きをおまけ。

さらに、M課長特製のコピー用紙の箱などで作った薫製セットで、ししゃも薫製、スモークドチーズは絶品。薫製のサーモンもマヨネーズで食べると美味い。

メインはオージービーフのステーキ!肉汁も香ばしくて飛ぶようにみんなの胃袋に消えた。とどめは、ソーセージとキャベツ、もやしの入った焼きそば。

食後のデザートは焼きリンゴ、それに現地で手作りの生クリームをかけて食べる。そしてドリップコーヒー。

1日中紅葉の多摩川上流で腹いっぱい美味いものを食べて、騒いで、長いBBQは延々と夕方まで続いた。で、16時解散。

渋滞に巻き込まれたお陰で、帰宅は20時頃、小腹も空いてきたので、また普通に夕食を食べた。体重計に乗るのが怖い。
罪滅ぼしに食後の運動を兼ねてハリーと夜の散歩を20分。

あしたは会社に行くのが億劫だ。
今日も朝から快晴だったが、一家で朝寝坊をしてしまい、起きたのは10時半だった。すごく勿体ない事をしたものだと後悔しつつも、布団のぬくもりをずっと楽しめた幸せな気持ちのほうが大きかった。

その間ハリーは朝から何度か起きては家族を起こそうと顔を舐めていたらしいが、私は気付かなかった。気が付いたらハリーが布団の中にいた。ハリーの体温は39度で、丁度良い湯たんぽの温度なのでこれから寒い時期は家族の人気者だ。

遅い朝食を済ませてから、ハリーと和光へ行った。
相変わらずランナーがたくさん走っている。今日は実業団の練習は無さそうで、みなさんのんびり走っていらっしゃる。

1周820mのコースでハリーのタイムトライアルをした。ハリーと一緒に走るのだが、ドッグレースでは原則犬が先行して走ることになっている。



前回の記録は、3分20秒だったが、今日は1回目3分16秒で記録更新。途中コオロギにちょっかいを出そうとしてタイムロスがあった。

しばらく園内を散歩して15分後に再挑戦。今度はコースに人が少なかったのと、ハリーが走りに集中出来たせいか、ずっと引っ張られ通しだった。記録は2分57秒。この調子なら1kmは3分30秒以内で走れそうだ。

ゴール後ハリーは平然としていたが、飼い主は心臓から火が出そうなくらいきつかった。インターバルトレーニングとしてはかなりレベルの高い内容だった。

1 2 3 4 5 6 7 >

 

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索